先生デビュー!? 〜日本語レッスン〜

今週は,パリとジュネーブのバカンスが重なって,大忙しの毎日が続いています(^^;)
そんな,つい先日のこと,お店に一人のマダムがやってきました。
お寿司を買いに来たのかと思いきや,
話を聞いてみると,彼女はパリジェンヌで,
Megèveにアパートを持っていて,今は,バカンスで2週間ほど滞在中。
パリで,日本語教室に通っているらしく,
その宿題を,こちらでやるのに,日本語を教えてくれる人を紹介してほしいと
観光局で尋ねたところ,うちのお店を紹介され,来てみたとのことでした。


マダム:「お店の営業は12時からでしょ?午前中,一時間半,いや一時間でもいいから・・・。」
私:「午前中は準備がありますし・・・」
マダム:「じゃ,午後は?」
私:「午後も夜の準備がありますし・・・」
と渋ったのですが,結局,マダムの押しの強さに負けて?
「時間が取れたら連絡します。」と言って,
連絡先だけ置いて帰ってもらいました。

マダムが帰った後も,
今はシーズン真っ最中で,そんな時間(というか余裕?)なんてないよぉ〜(><)
と思っていたのですが,この間のラジオでも話したとおり,
“日本語やお寿司の作り方を教えること”は,ずっと前から,
私がやりたいと思ってきたこと。
これは,その第一歩を踏み出せるチャンスかも♪
という思いが湧いてきて,仕事がお休みの日の午前中にOKしました。


そして,約束の日に伺ったマダム・ミッシェルさんのお宅は・・・

とーーーってもステキなアパルトマンでした(*^^*)
素敵なお部屋に気を取られながらも,さっそくレッスン開始。
動詞の否定形について教材だったのですが,
動詞の活用なんて,小学生以来!?
私自身もあらためて活用を確認しつつ,
二人で言ってみたり,書いてみたりしました。

私:「入らない(HAIRANAI)は『あいらない』じゃなくて『はいらない』と読みます。」
(フランス語にはhの発音がないので,なかなか音がつかめない様子)
マダム:「『入らない』と『入らないで』の違いは?」
私:「う〜ん,『入らないで』は他の人に命令するときに使います。。」
あらためて,細かいことを聞かれると,あぁ〜日本語ってむずかしいなぁ(><)

説明に苦労しつつも,理解の早いミッシェルさんに助けられました(^^;)
それにしても,教えてるこちらのほうも,フランス語や教え方を学ぶことができる!?
ってスバラシイ☆

これからも新たなメッセンジャーの道をどんどん切り開いていきたいな♪